看板の材料
看板は屋外広告になると雨、風、日光に晒され 過酷な環境の中で品質を保たなければなりません
電照看板になるとメンテナンスや消費電力も考慮しなくてはいけません
<アルミポリ複合板>
アルポリ複合板とはポリエステル樹脂をアルミでサンドした複合板です
軽量で面がパンと張って(フラット)、熱でも反らず縮まないし、雨で濡れても大丈夫なので
看板に適した素材です
しかも、高性能なのに安価というのが一番嬉しい
昔はよくトタン看板とかでトタンを使ってましたが今はほぼこれ(アルミポリ複合板)です
似た素材の欠点を書きますと
○プラスチック-熱で反る、変色する(黄色がかってくる)、縮む
○鉄板-高い、重い、錆びる
○アルミ板-やや高い、少し重い
○ステンレス板-高い、重い
アルミポリ複合板にカッティングシートやインクジェットシートを貼ってパネルサインを作ります
<カルプ>
発泡ウレタン樹脂を塩ビ板でサンドした素材です
厚みは15mm、30mm、50mmがあります
箱文字を安価で作る場合はこのカルプのカットボードを糸鋸で切ってつくるカルプ文字が最適です
中は発泡ウレタンで触ると凹むくらいですが耐候性は意外と強く屋外でも大丈夫です
表面にカッティングシートを貼って色を変えることもできますし
文字の側面に調色した塗料を塗ることもできます
高級感を出したい場合はステン文字が良いですが金額は何倍にもなります
<カッティングシート>
塩ビ製のステッカーです
屋外用は屋外で5年耐候で雨に濡れても大丈夫です
電照用は光を通すタイプで電照看板(内照看板)やガラス面に使います
中から光が出るとシート文字が光って綺麗な電照看板になります
1,000巾のシートをコンピューターにつないだプロッターで文字を切り
不要な部分を取り除きリタックシートを貼り看板面に貼りリタックを剥がします
色は何百色もあります
この他にもカウンターなどに貼るベルビアンシートがあって木目、石目、などがあります
<インクジェットシート>
プロ用の大きなプリンターで出力したシートにUVカットのラミネートをかけたシートです
カッティングシートと違い印刷するシートですから
フルカラーで写真やグラデーションが印刷できます
フルカラーはどうしても出ない色もありますが
UVカットのラミネートをかけることで屋外で3~5年耐候になります
環境条件によっては10年以上持つこともあります。
<アルミ角材>
アルミ角パイプ30mm角の1.5mm厚と3mm厚を使います
アルミは鉄と違い軽くて錆びないので看板に適しています
錆止めや塗装しなくていいので手間が省け安価でお出しできます
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